悪いことが起きた時、理性が働かなかったことが原因であるように語られることが多い。行動の抑制機能としての理性に欠陥があったような感じで話されることが多い。本当にそうなのだろうかと最近ふと思った。 確かに、起きる物事について知識として知っていた…
頑張り方がわからない。30代に入る頃だろうか。そう思い悩むようになった。特に自分のために頑張ろうとするとその度その度に挫折感を味わっていたように思う。自分の研究や論文、自分のスポーツ、自分の恋愛…そういった自分に関わるものに対して、自分の意思…
魔法が解けてしまったかのような感覚になる。 尊敬する気持ちがなくなったわけでもない。習いたいこともたくさんある。もちろん、技や型を十分に習得したわけでもない。けれど、正直、これまで感じていた引力のように惹きつけられる感じが薄くなっている。憧…
今日から師範認定のための実習が始まる。正直何を今更という気持ちもあるし、前本部師範たちから指導してもらえないことが正直残念な気持ちもある。それは彼らのコミュニティに入っていきたいということが自分の中で優先度が高かったからである。五人の中に…
場を作る、場を持つ そのための行動 そのための準備 そのための終わらせること
混沌が許容されるシステム、その言葉がびっときた。 教育や育成に関係するモデルやシステムは、順序立てられ、無駄や混乱の少ない形でまとめられていることが多い。それでこそモデルであり、システムと呼ばれるのだろう。けれども、そういった仕組みを使った…
出稽古をしている。 年末と今月末にS、年末にBとK、2月23日はTに、今日はWに。 SはフルコンタクトでK空手から派生していて、起業志向の人たちが有志で集まっているような集団。MMAのグローブを装着して殴り蹴り合う。本来は何でもありで闘うらしい。月一回開…
今日は6月8日。6月8日は記念日の一つだ。 5年前の2018年6月8日、僕はある武道を始めて体験した。その日はその武道の支部道場での瞑想クラスに参加した。瞑想クラスの会場である二子玉川もあの日は今日と同じくらいに、綺麗に晴れていたように思う。 当時のこ…
noteにて、2023年4月27日に公開。 「ジュンさん、あなたはもっと無責任になりなさい」 そう、伝説の武道家はニコニコしながら言った。 近くにいるベテランのような参加者を指をさして 「彼みたく思いっきりだらしなくなってみなさい」 そう言われて、僕は混…
noteにて、2023年4月24日に公開したもの。 2023年4月24日。自宅から駐車場に向かっている途中に急に気がついたことがある。 それは、「愛される準備ができた」という感覚だった。 先月と今月の稽古の中で、意識や発声に方向性を持つという号令があった。それ…
noteにて、2023年4月23日に公開した記事。 伝説の武道家の講座 2018年の7月、知人に紹介されてある武道家の講座に向かった。 その知人が言うには、その武道家は、伝説の武道家だという。体育やスポーツの畑にいた僕ではあるが、武道にも武道家についてほとん…
稽古関連の投稿はnoteからのこちらに移行。noteは別仕様にする。 noteの自己紹介 稽古録、伝説の武道家との出会い、そして、日常の変化を描きながら、身心変容について考えていく。 記事もこちらに後々移行する予定。
やり始めた時は大体、意気揚々と始まる。書き始める時もそう。色々なアイデアが生まれたり、それを整理整頓できたりする。 問題はそのあと。次にやろうとする時は大抵飽きている。また整理整頓したアイデアたちの位置関係がわからなくなり、進め方がわからな…
才能や能力があるかないかで迷うことがある。しょっちゅうだ。 文章を書くとか、研究するとか、教育に関わるとか。 絵を描くとか、楽器を演奏するとか。 この世界で生きるとか、どうとか。 そういった何かあるかないかを知るためにときどき占いで尋ねたくな…
ヴィジョナリースポーツとは、我々をスポーツから卒業させてくれる言葉である。そんなアイデアが頭に浮かんできた。 稲垣は、ヴィジョナリースポーツを以下のように定義している。 ・一定の身体活動をとおして起こる心象風景を楽しむスポーツ(2004) ・わた…
騒動から9ヶ月が経った。今も複雑な気持ちでいる。あの日々は一体何だったんだろう。あの感動と気づきの連続の日々は何だったんだろう。いざ、こうやって文章にし始めると思い出されないモヤモヤがあるのだけれど、ふと悲しくむなしい気持ちになる。この5年…
ただ稽古をする。それがこんなにも困難に感じているのは今までなかった。稽古をしない選択肢がこれまでなかったからだ。今それをとても難しく感じている。稽古場からも足が遠のいている。 稽古場に行くと悲しくなってしまう。とても悲しくなってしまう。あん…
冥王星がやっと水瓶座に移動した。このことは何を意味するのか。5月の初旬から冥王星が逆行した。3月に水瓶座に入ったが、その逆行は10月まで続き、2023年6月11日から山羊座に戻ったとされている。10月から冥王星は順行となり、1月21日に水瓶座に戻り、やっ…
日記やフィールドノートに不安や憤りをあまり書かないでいる気がしている。解釈を先送りしているからかもしれない。客観的に観察しようとしているから、あまり書かないでいるところがある。これまでモヤモヤして感じは割と横に置いていたけれど、そのモヤモ…
昨年もだっただろうか。1月は中旬頃から調子が狂う。不安というか虚無感見たいのが強くなる。自分の能力の低さやできていないことがやたら目の前に現れる。 もしかしたら、過去に1月に起きたことが影響しているかもしれない。震災や戦争関連のことがえいきょ…
しばらくここには何も書いてなかった。もやもやっとすることがあったけれど、いざ文字にしようとするとその思いが消えてしまったりする。文字にする行為、いや、文字にしようとする行為自体に何か忘れさせるような機能があるのだろうか。 こうやっていざ書こ…
うすうす気づいていたことでもあり、根源的な願いだったのかもしれない。 特定の表現方法や才能みたいなものがこれまでの僕にはあったわけではないけれど、アーティストとして生きたい。それで生きていきたいという願いがある。それに気づいたし、それを今認…
気持ちが離れていった時がある。 2020年の10月に開催された合宿の後だったと思う。この会における役割を終えてしまったような感覚になった。色々と思い当たる節がある。 2019年から取り組んできた外部向けのイベントを手伝ってきたのだが、今回の合宿では運…
初めてA先生と会ったのは、2018年7月の瞑想会だった。 その年の6月1日に知人のSFさんからお誘いのメールがあった。以前からA先生の武道や会に誘ってくれていて、僕がFacebookに「何か武道をやりたい」と書いたところ、 A先生とその団体について紹介をしてく…
週末と昨日、インター・ステラーという宇宙映画を観て、ルン・ルという速読術の書籍を読んだ。 インター・ステラーを観て、もっと瞑想を深めたいと思った。 それは、未来の自分が死ぬ寸前に、過去の自分にメッセージを送っている可能性があって、それに気づ…
4月は絶不調の日々がずいぶん続いた。特に20日付近から変な感じがしていた。 「頭でうまく考えられない」という時間が数週間は続き、アイデアというか頭の中で次のページが見えてこない感覚だった。身体もおかしい。下半身がやたら冷たく、下腹部にも違和感…
生きる価値について悩んでいると、 「そんなこと悩んでも意味ないよ」、「そんなに考えても無駄無駄」、「辛気臭いなぁ」「真面目すぎるなぁ」なんて声をかけ慰めてくれる人が結構いる。 でも、僕はそうは思わない。 この答えにたどり着くまでは苦しかったし…
「生きているだけで価値がある」という言葉は、よく聞くし、自分でも「そうだ!、そうだ!」と賛同していました。 誰しもが仕事してなくても、学校行かなくても、金を稼がなくても、何かを達成できなくても、何か特殊な技能を持っていなくても、存在している…
ここ数年は学びほぐし(Unlearn)が本格的に起こっている。 新しいことを付け加えていくように学ぶというよりもこれまで前提としてきたことを解体して理解するという作業だ。 身体のことでいえば、 「筋力・フィットネストレーニングの世界」から「思想・体…
今日、変な夢を見た。本のページ文字ではなく、一枚の絵のように記憶されていて、それがペラペラとめくられていく。書かれている文字を理解しているとかではなく、そのページを画像として記憶しているような感じ。絵として、存在として情報を受け取っている…