解体作業が起きている

ここ数年は学びほぐし(Unlearn)が本格的に起こっている。

新しいことを付け加えていくように学ぶというよりもこれまで前提としてきたことを解体して理解するという作業だ。

身体のことでいえば、

「筋力・フィットネストレーニングの世界」から「思想・体技の世界」へ

スポーツ科学」から「宇宙生命物理学」へ

体技の道を歩んでいく際には、これまでの身体の動かし方を極力最大限に忘れるために一切の筋トレをやめた。それまでやっていたスポーツもやめた。華厳経(Avayamsaka Sutra)、仏教、キリスト教などの宗教観、修験道や禅思想、絵画やクラシック音楽などから発想を得た体技。また、宇宙という概念も体技の中に組み込まれている。

スポーツ科学にはめっきり興味がなくなって、しばらくは学習理論、人材育成・組織開発を勉強してきたけど、それもほとんどやめて、最近は宇宙生命物理学を学び始めている。機能解剖学や生理学ではなく、原子の構造を知ることで身体のことを学んでいる。ここには古神道やチャクラも入ってくる。ここでも宇宙という概念が入ってくる。

こうやって学んでいくと、ザ・ブルーハーツの「情熱の薔薇」が頭に流れる。

見てきた物や聞いた事

今まで覚えた全部

でたらめだったら面白い

そんな気持ちわかるでしょ

全くこの歌詞の状態だよ。でたらめだった。巧妙に嘘じゃないでたらめだったよ。

今はこれまで勉強してきたことを忘れることに徹し、学んだままに覚え、しみ込ませていこう。